ひげ剃り後、毛穴の部分が化膿する症状をカミソリかぶれといいますが、一種の化膿症で、カミソリで表皮を傷つけ、そこに菌が入って化膿したかぶれと、使用したシェービグクリームなどが肌に合わなくてかぶれが起こり、引き続きカミソリ負けになるということもあり、一度かぶれるようになると非常に治りにくく、化膿しやすくなってしまいます。 予防法としては、なるべく逆剃りをしないこと。もし剃った後に異常を感じた場合は外傷用軟膏、スキントリートメントなどを塗布します。 症状が改善するまでは、電気カミソリを使用するようにします。
◦電気カミソリの長期使用は剃り跡が青くなりやすくなり結果きれいに剃っても皮膚が青くなります。ヒゲが濃いため剃りあとが青々するからといって、永久脱毛をしたいという相談を受けることがありますが、顔の場合は電気分解による方法はお勧めできません。 電気分解法は、毛根に火傷を起こさせているようなもので、毛穴の部分に白い斑点のような火傷跡を残すことがあるのです。だからといって電気を弱くかけると、毛根が壊れずに再び毛が生えてくることが多いのです。電気凝固法についても同じようなことがいえます。特に、男性の濃いヒゲに永久脱毛をするのは無理なのです。
ヒゲを剃る時には、ヒゲを十分に蒸して軟らかくしておいて、肌を傷めないようにヒゲの流れに沿って丁寧に1回剃りを行い、再び蒸して、皮膚を引っ張るようにしてヒゲを起こして逆剃りを行います。深剃りが十分行われれば、ヒゲは毛穴の中に陥没しますので、普通に剃ったのよりは青々さはなくなります。 伸びてくると再び青々としてきますので、朝剃ったのなら、夕方もう一度剃れば目立たない状態でいられます。もちろん、アフターシェーブローションやクリームなどで肌の手入れは十分にしておかなければなりません。
おさらい!
①髭はしっかり蒸して剃る
②髭の生えてる方向を見極めいきなり逆剃りしない
③シェービングクリーム、アフターシェーブなどを活用する
④カミソリを暑いお湯などで消毒する(カミソリに雑菌が繁殖する)

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